じゃがいもの種芋を5kg以上の箱買いをした場合は、次の事項を実施して保管しましょう。
- 速やかに開封し、いもを広げて中身を確認します。
- 2℃~3℃で保管し、芽の伸長を押さえます。2℃を下回ると萌芽不良につながります。
- 芽が1cm以上伸長していたら、芽を手で掻き、低温で保管します。
➀欠株防止、②株の育成のばらつき防止、③植付け後の出芽や初期育成を早める、④安定収量の確保などのために窓際などで浴光育芽をします。
- 浴光しながら10~20℃程度で、5mm~1cmくらいの芽を育てます。
- 温度や品種によって育芽の期間は異なりますので、3~4週間程度必要です。
- 25℃以上の高温が続くと黒色心腐が発生することがあります。
- 夜間の温度が下がる場合は、凍結しないようにします。
育芽の完了した種芋は、30~60g程度で2~3個の芽がつくように切断します。
- 切断は頂部から縦に切り、芽がつくように切断します。
- 2~3日置き、切り口をコルク化させます。