野菜栽培のQ&A

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Q1 石灰は、なぜ散布するのですか?

野菜作りには、酸性の土は向かないので石灰を散布してアルカリ性にします。  雨の多い日本では、雨によって土のカルシウムが流出され、土が酸性になる傾向があります。酸性土壌で育てていくと、根が傷んだり、リン酸分を吸収するのが難しくなります。
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Q2 石灰資材は、どのように使いますか?

作付の1~2週間前に散布してください。  窒素分を含む肥料は石灰と同時散布するとガスが発生して肥料の効果が消失してしまうため、同時に使用してはいけません。石灰を散布して1~2週間ほどあけて使用しましょう。また、土となじんで効果がでるので、作付けの1~2週間前に散布しましょう。
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Q3 なぜ、野菜には肥料が必要なのですか?

畑の野菜は、収穫物を畑からもちだすので、肥料が必要です。  山でも、畑でも、草木は肥料を散布しないでも元気に育っています。野山では、落ち葉や枯草、動物のフンなど有機物が土壌微生物によって分解されていますので、肥料をなくても樹木や雑草は育ちます。畑では、収穫して持ち出すので、土に戻る有機物はわずかです。畑の草も持ち出します。特に野菜は果実などを持ち出すので、肥料を与える必要があります
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Q4 なぜ, 堆肥(牛フンなど)を入れるのですか?

堆肥を入れるとフカフカの土になります。 堆肥に含まれる繊維分により土の中に隙間ができ、フカフカになります。 さらに土の中の有機物と微生物が増殖して、「団粒構造」の土になります。
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Q5 なぜ、肥料は分けて散布するのですか?

肥料は使う時期により作付け前の元(基)肥と栽培中にまく追肥があります。  一般的には、元肥としては堆肥や8・8・8のような窒素成分の低い肥料を、実がつくころに窒素成分が高く速攻性の化学肥料を追肥として2週間に1回程度施肥します。追肥に化成肥料を使うと大きくて見栄えの良い野菜が収穫できますが、牛は緑の濃い草(牧草)より、少し枯れた草を好みます
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Q6  有機質肥料と化学肥料の違いは何ですか?

有機質肥料は、安全と言われますが、原材料と効き方が違います。 有機質肥料は、動物や植物の有機物を原料にした肥料で、微生物により分解して『じわじわ』効果がでます。一方、化学肥料は、無機物を原料に化学的に合成した肥料で、すぐに効果でます。
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Q7 肥料にはどのような種類がありますか?

肥料は、原材料で有機質肥料・無機質(化学)肥料・堆肥・石灰質肥料・微量要素などに分類されます。また、有機質と無機質を配合したハイブリット肥料の有機化成肥料や堆肥を配合した肥料もあります。
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Q8 なぜ、畝立(うねたて)をするのですか?

畝とは、苗を植えたり、種を蒔いたりするために、土を盛った状態を畝と言い、畝を作ることを畝立をする言います。畝立をすると通気性と水はけのよい状態になり、大雨の時も冠水することが少なくなります。追肥や収穫の時の通路も確保できますね。畝にマルチをすれば完璧です。
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Q9 なぜ、畝にマルチをするのですか?

マルチとは、畝をビニール等の資材でカバーすることです。マルチには、➀雑草を抑制する。②地温を調整する。③土の跳ね上げによる病気を抑制する。④害虫を寄せつけない。⑤太陽熱消毒等の効果があります。天候により、必要なマルチをご使用ください。
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Q10 なぜ、間引きをするのですか?

間引きとは、播種後に生育した株を抜き取り間隔をあける作業です。間引きにより、生育が揃わない株、生育不良の株を抜き取ります。間引きをすることで、元気な野菜を栽培することができます。
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